2026年の日本人全員に伝える英語力が必要なわけ
国際語学教育機関(EF エデュケーション・ファースト)2025年版で123か国計220万人を対象に各国の英語能力指数を調べたところによると日本は96位(123ヵ国中)と非常に低いレベル。英語が話せない国として知られております。日本は世界ビジネスの中ではトップクラスの先進国にもかかわらずこんなに英語が話せないとはとても稀有な国ともいえるでしょう。ある意味、優秀な国なのかもしれませんね。因みに中国86位/韓国48位です。
英語が話せない理由として長年、自信がない国民性。恥ずかしがり屋。日本語と英語の文法の違い。など良く言われておりますしその克服法など私もいくつか記事にしてきましたが、今回は少し違う観点で考えてみました。意外にも思い当たる節があるのかもしれません。では個人的なトップ3をタイプ別にしてあげてみましょう。
第3位 簡単になら話すことができると変な自信があり学びを途中でストップしているタイプ
これは高学歴・受験を経験した方に多い傾向にあります。確かに英語テストの偏差値が高かった方は、読解力も高くビジネスでも英文を凡そ理解することができます。旅行先でも簡単な会話なら話すこともできます。自分はある程度の英語力があるので本当に必要になったときにちょっと勉強すれば大丈夫。と思いそれ以上の学びを特にSpeakingのトレーニングをしない方々がいらっしゃいます。これは非常にもったいないですね。
第2位 効率化と几帳面さが行き過ぎて長続きしないタイプ
こちらも非常に社会地位的が高く聡明な方に多いタイプです。なるべく効率よく短時間で誰よりも早く話せるようになりたいと思いすぎるあまり数カ月で「同じような勉強を繰り返しているばかりで非効率なのでは?」と思いはじめ、結果、自分には合っていないと諦めてしまいます。真面目なタイプの方もこのタイプに入ります。正しい英語を学びたいという気持ちが強すぎてしまい、講師の指導法やアドバイスの表現など気になりすぎ気づけば自身に合う講師がいなくなり、自身の意欲も減退してしまいます。
どちらのタイプも学びたい意欲が非常に高いのでなんとかサポートしたいと私も一緒に奮闘するのですが、私の力不足もあり結果、互いに疲弊してしまい残念な結果になってしまったケースもいくつかございました。こちらは私の課題でもあるようですね。
第1位 勘違いタイプ
これが20年以上この業界にいる私が皆様に一番お伝えしたいことでございます。おそらく日本国内で英会話業界の生徒さん争奪戦にある広告に問題があると思います。「ある日突然英語が飛び出す!」「〇〇だけ覚えれば大丈夫!」「毎日〇分〇〇するだけ」などなど…しかし英語はその程度では話せるようにはなりません。
すごく不思議なのですが、英会話と同じく習い事ランキング上位のピアノレッスンでは多くの生徒さんは週1回でも先生から教わったことを次の週までにちゃんと練習をしますよね。だから上達するんです。しかし英会話となると週1回通ってはいるんですけど、それ以外は練習しない方多いんですよね。確かにピアノより地味な座学の時間がございますが、ピアノよりも遥かにいつでもどこでも練習(学び)をすることはできると思います。Quick Learner(早く学べる人)はそうそういません。海外では第二言語を学ぶには大学などの機関で学ぶことが多いと思います。そのくらい言語を学ぶということは大変なことなのです。私はもっと国の教育機関が将来を担う子供たちのためにより語学に対する考えを深く理解し、私たちが必要なくなるほど英語が話せて当たり前な日本を作ってほしいと思います。
便利なAIの同時通訳アプリなどを利用し、より一層英語を学ばなくなった日本人。世界の人々と良い友人や仕事仲間をつくるには、アプリを介さず、自分の声で直接話しかけ、一緒に笑ったり泣いたりできるコミュニケーションがとれないと、今よりももっと世界から取り残されてしまいそうではないですか?
私には日本人だけでなくいろいろなお友達が世界に住んでいます。困ったことがあると、本気で助けようとしてくれます。そんな満ち足りた気持ちを皆さんも英語を通してより感じていただけたらなぁ。と個人的にも世界の日本としても勝手に”英語力が必要なわけ”の答えとさせていただきます。
