英語を学習するコツ
これは私 乳井(チチイ)が1年間オーストラリアのメルボルンで語学留学をしたときの実体験をもとにした英語学習に関するお話です。ほんの一部でも皆様の今後の学習方法に活かしていただければ幸いだと思いこのページを作ってみました。
(なるべく長く読めるよう少し言葉を崩しております。あらかじめご了承ください。)
■ やっぱり英会話と英語語学は違う
私が思う英会話とは簡単な英語のやりとりでコミュニケーションをとることだと思います。日々の日本語の会話でも、難しい言葉を使ってお話することは然程ないですよね。「あぁ、あれはいいわね」や「それは困るわぁ」など、何かの話題に対し、あれ、これ、それといった指示語を使って簡単な会話を連結していることが多いと私は感じています。英会話も同じです。私も、実は耳が慣れるまで時間がかかってしまいましたが、これを実感してからはどんな人にも気楽に話しかけられるようになりました。つまり、わざわざ難しい単語を使わなくてもいいということに気づいたのです。そして何よりも、毎日英語で話すことが楽しかったです。
しかし語学となると、説明するには少し時間が必要になってしまうのですが、簡単に申し上げると英字新聞が滞りなく読めるかどうかということだと思います。向こうでの生活が半年近くなったとき、私は恥ずかしいことに新聞が依然として読めなかったのです。ニュアンスで感じとることができても、詳細についてまではわかりませんでした。ある日、お友達に言われました「コースケ(私の名前)は上手に話すけど、それだけでは大学にいけないよ。だって大学の書物を理解できないじゃない。もちろんそういった書物をもとに講義は実施されるからちょっと君には難しいと思う。」そのとおりでした。やはり、日々話すときの言葉と新聞や書物に使われる言葉は違うのです。また、それぞれの分野によっては専門用語も入ってきます。大学受験をせずにエスカレーターで進学し遊んでばかりいた私にとっては尚更でした。(単語力がないということ)その後、語学力をつけるために勉強したことは言うまでもありませんが、やはり普段使い慣れない単語や言い回しが多く、苦労させられたことは今でもはっきりと覚えております。
まずは、英会話を学んでいき、そしてその自分の英語力に満足しはじめたら語学を学びはじめてはいかがでしょうか。ある程度、英会話と語学をわけてお考えになった方が無駄なストレスや挫折を感じることなく楽しめるのではないかと思います。もしご相談いただければ最大限お手伝いしたいと考えております。
■ 何気ない生活の会話から上達ははじまる。
日々、生活している家の中にはいろんな英会話に最適なものや動作があります。そして、玄関から居間、キッチン、トイレにいたるまでそれぞれ話される内容も違うので、家の中には英会話上達のキーワードがたくさんあるわけです。たとえば、講師のご自宅へお伺いした際、講師の方はどうやってみなさんをお家に迎えいれるのでしょうか。そしてみなさんはどのようにお部屋の印象を講師に伝えますか。トイレを借りる際の自然な言い方なんなのか。などレッスン以外のシーンでもいろいろと自然に学べるチャンスはあると思います。私はホームステイを2ヶ月ほどしていたのですが、そこで本当に多くの日常会話を学ぶことができました。なによりも英会話を学ぶ効果的な場所は日々生活している空間なのでしょう。現在、講師の方にもなるべくご自宅でのレッスンを受け入れてもらえるようお願いしております。
■ 間違っても喋りつづける人は上達が早い。
間違いはあたりまえです。母国語が英語でない私たちにとっては普通のことでしょう。中学生時代の英語の授業で先生がよく「間違ってもいいから答えてくださいねぇ」という言葉の意味が今になってよくわかります。私が通っていた語学学校ではいろんな国籍の生徒が参加していました。韓国、中国、ドイツ、コロンビアなどなど。その中でよく話す生徒はとても上達が早いのです。もちろん彼らもよく間違えます。しかし、間違えても彼らは自分で「なんて言っていいかわからないんだけど・・・だと考えます」という言い回しを覚え、それを多用しては機関銃のように話します。自ら間違ってしまっても恥ずかしくない方法を探し出していたんですね。そうすると周りの人も負けずに話そうとします。活気がでていつのまにか生徒全員が発言し楽しむとてもよい空間ができあがります。間違っても、意思が伝われば、それは立派な英会話なのですね。直すのは後でゆっくりとお勉強すればいいのですから。
■ 男性より女性のほうがだんぜんに英会話の上達スピードがはやいのはなぜ?
理由はわかりません。ほぼ私の知る限り間違いないと思います。私の友達、タイ人、中国人、韓国人、イタリア人、コロンビア人どこの国の人でも明らかに上達は女性の方がはやいです。お話好きなのはどこの国の女性も同じだからなのでしょうか。いえいえ、とてもお静かな女性でもいつのまにか話せるようになっているのです。不思議です。
■ 副詞は英会話でとっても大事な武器。
副詞にはとってもお世話になっています。私はよく相手の話を聞いているときの相槌としてや、次の会話を考えるときの時間稼ぎとしてよく使いました。また、成句とまでは行きませんが、よく会話中に使われる決まり文句みたいな言葉も話の腰を折らないためによく使います。これを使うようになると、日本人特有の話のぎこちなさがなくなりスムーズな会話に近づいていくのではないでしょうか。
■ マンツーマンはある程度上達した人には有益、全くの初心者には苦行。
まだ上手に自分の意思を相手に伝えられない時期に、マンツーマンで話すのは大変苦労のいることです。私の場合は、汗は噴き出す、相手に気を使う、目のやり場に困ると、とても会話を楽しむどころではありませんでした。まずは数人の人が話している間に自分の意見を考えたりするなど、少し時間がもらえる環境を作ったほうが逆に上達は早いと思います。マンツーマンをするならば、自分の意思が伝えられるようになってから挑戦すると大変効果的だと思います。
余談ですが、まだ自分の意思を満足に伝えられなかったときのお話しです。ある日、語学留学生では認められない切符を知らずに買ってしまい、駅員に見つかってしまったときのことです。そもそもなんで捕まったのかも理解できなかった私は、意味もわからず罰金を払わされそうになったのです。
当時の私の生活費は一週間で\3,000、罰金は\15,000以上だったと思います。本当に目の前をヒヨコがピヨピヨ通り過ぎたような心地でした。誤解であったことを伝えなければならないことはわかったのですが、その弁解トークは悲惨なものでした。正しい文法で言っても発音が悪く伝わらない。野次馬の人には失笑され汗はダラダラ。駅員は苛立ち早口になってくるし、まさに四面楚歌とはこのことだと思いました。このような苦い経験はこれだけにしたいですね。結末は今度お会いできたときにお話することとしましょう。
■ 自信を持つことがなによりも大事。楽しむことが何よりも大事。
自信を持って話すことは簡単なようで意外と難しいようです。「間違えたっていいんだ、自信をもって話し続けよう」と頭ではわかっていても、いざ自分が話すとなると急に萎縮してしまう。斯く言う私も社交的な性格ではあるものの、結構自信をつけるのに苦労しました。学生時代に英語のテストで間違う=点数が低くなる=恥ずかしいというDNAが働いてしまうようですね。この自信をつけるという課題は、結局のところ早急なる解決策はないと思います。まずは、自ら積極的に会話を楽しもうという気持ちと、自信をつけるために自分なりの勉強をすることが自信をつけるための第一歩だと思います。「誰よりも、外人とよく話したので自信がついた」「人より単語をたくさん覚えたのでそれが人と会話をするときのよいバックボーンになった」などそれぞれ自分に自信をつける方法はいろいろとあるようです。
■ なぜ、ヒアリングもできない時期に英語の映画を見たほうがいいの?
「たくさん映画を見なさい」これは語学学校の講師からよくいただいたアドバイスです。どうやら映画のストーリは洗練されたもので、映像からも英語の会話を推測しやすいということがとてもよいヒアリングの練習になるということなのでしょう。私も友達と1ドルづつ出しあって、レンタルビデオを借りては毎晩のように映画を見ていました。5本くらい観ると少し変化を感じ取ることができるのではないでしょうか。私は、ジャッキ−・チェンの作品から見ました。彼の英語はネイティブ英語じゃないので逆に聞き取りやすいし内容も退屈しなかったからオススメです。
■ 難しく考えない、基本的な文法をしっかりと学習すればそれで充分会話はできる。
中学生で勉強した基本的な単語と文法を会話で使えるようなれば、ほぼ英会話はストレスなく話すことができるでしょう。しかし、本当にその簡単だと言われている単語を上手に使いこなすには意外と大変なんです。例えばhave とgetと takeの使い分けを考えることなく使えるか。ビニール袋は英語でなんというかplastic bag(プラスチック・バッグ)。聞けば簡単ですが意外と知らないことも多いようです。無理して知らぬ単語を覚えるより、基本的な文法、単語をしっかりと使えるように何度も復習することをオススメします。
■ どんなにわかりやすい会話も注意深く聞くこと。
私がメルボルン滞在10ヶ月になろうというときのお友達との出来事でした。「コースケ、もっと人の話を注意深く聞き取ったほうがいい。どんなに簡単な会話でも聞き逃しては駄目。なぜなら、そうした私の話すフレーズはきっと君のものになるからさ。」これはある程度自信を持ち始めていた私にとって衝撃的な言葉でした。おそらく、もっと適切な言い方あるにもかかわらず、私は回りくどい言い方をしたり、少し変わった言い方を何度も使い続けていたからなのでしょう。英会話の成長が止まってしまったのです。みなさんはそういった失敗のないよう、どんなに簡単な会話でも注意深く聞き取る癖をつけるとよいかもしれません。お恥ずかしいことに、今でも回りくどい言い方をするのは直っていないようです。
■ 真似すると上達は何倍も早くなる。
上記のお話に続くことですが、人の口癖やすごく聞こえのいい言葉を聞き取れたらどんどん真似をしていきましょう。例えば、英語講師が私にある表現方法を教えてくれるとしましょう。講師は私にやさしく教えようとすると、「You have to say ○○. 」とはあまり言わず「Let's say ○○.」とよく言うのです。「○○って言いましょう」と言うほうが柔らかくて好印象だと思いませんか。私は、誰かにものを説明するときはこの言い方を真似しています。気づいたら自分のものにしていました。そんなちょっとしたことが、英語の上達に繋がると思います。
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